どなたと話しても新型コロナウイルスばかり。どのニュースを見ても、新型コロナウイルスに関連することばかり。今まさに世界中が、新型コロナウイルスに振り回されている状態です。
こんなにメディアで報道されると、人は未来のことが不安になってしまいます。
「いつまで続くんだろう」
…と思いますが、そんなことをいくら考えても解決はしないので(もちろん手洗いやアルコール消毒など基本的な対策は必要です)、今やれることを実行することが大切です。
企業として実行すべきこととしては、ずばり【オンライン化】。
キーワードはオンライン化です。もうすでに実行されていると思いますが、改めて私自身が実践していることについて、4つまとめてお伝えします。
4つのオンライン化について動画で解説しました。
※本文とほぼ同じ内容です。
なぜオンライン化が重要なのか?
前提としてなぜオンライン化が大事なのかについて念のためお伝えしておきます。
※ここはすでにご存じの方も多いと思いますので、読み飛ばして構いません。
個人の方は、自粛ムードの中で外出を控えることによって家で過ごすことが多くなります。そうすると、インターネット・スマホの出番ですね。
外の娯楽がダメでも、家での娯楽というのは今は充実しすぎているぐらい充実しています。
それこそ、NetflixやAmazonプライムビデオで膨大なコンテンツがありますし、ショッピングもインターネットで完結します。そして、いまはYouTubeも盛り上がっていますので、YouTubeさえあれば何時間でも時間が潰せるという方もいます。
法人の場合でも、リモートワークを推進している企業が増えていきました。
在宅勤務となることで、オンラインでのやり取りが増えますので、ここでもオンライン化がキーワードとなりますね。
それでは前提はこれぐらいにして、実践しておきたい【4つのオンライン化】についてお伝えします。
1.商品のオンライン化
ひとつ目がもっともハードルが高いものです。
「いまある商品サービスをオンライン化できないか?」という視点で考えてみてください。
たとえば、わかりやすいものでいえば・・・
- セミナー講演をされている方は、オンラインセミナーに切り替えられないか
- 対面販売をされている方は、通販にできないか
など。新たにオンラインに対応した商品づくりができないかどうかを模索してみてください。
弊社の場合は、ホームページ制作・チラシ制作という商品自体が電話・ZOOMのみで制作することも多いので、これもオンライン化とはいえます。
商品サービスをオンライン化すると客層も多少変わることがあるかもしれません。
ちなみに、地域密着でもオンライン化は有効です。弊社のお客様でも人口数万人でホームページ集客を10年以上うまくやっている方もいらっしゃいます。
2.マーケティングのオンライン化
次にマーケティング活動をオンライン化できないかどうかを考えてみてください。
オンラインマーケティングとしては、
- YouTube
- InstagramやTwitterなどのSNS
- ブログ
- キーワード広告
などさまざまな手法があります。
営業活動とは分けていまして、マーケティング活動としては、見込み客を探す作業という風にここでは定義しています。
市場→見込み客→新規客→リピート客
…という流れの中でいうと、「市場から見込み客へ」の流れのところですね。
ただ使えば良いというわけではありませんので、受け皿となるホームページはもちろん必要です。セールスする媒体が必要となりまして、それが次にも関わってきます。
3.営業のオンライン化
3つ目が営業活動のオンライン化です。
先ほどの図の中で言うと、
市場→見込み客→新規客→リピート客
「見込み客から新規客へ」の流れのことです。
※さらに、顧客維持活動となる「新規客からリピート客」も分けられますが、実践することとしては似ているのでここでは営業活動に含めます。
営業活動のオンライン化として有効なのは、
- ホームページ
- ZOOM
- チャットワーク
- LINE
などですね。
ホームページはセールス要素として考えるとわかりやすいです。
また、無料相談などもオンライン相談にできないかどうかなど、いろいろとやれることはあります。
すでに導入している企業も多いと思いますが、割合としてもっとオンライン化できないかどうかを検討されてみてください。
4.社内業務のオンライン化
最後が組織に関する部分です。
社内業務をオンライン化できないかどうかを考えてみてください。
実際、弊社のスタッフは在宅勤務です。長年そのようにしているので、あまり違和感はないのですが、いきなり実行するとなると仕組みづくりからはじめたほうがいいです。
「えいやっ」ではじめると、見えない問題がいろいろ発生する可能性もあります。
弊社の場合は、最初からそういう仕組みを提供しているサービスを利用しているので、特に問題なく今までやってこれています。
- ZOOM
- チャットワーク
- ドロップボックス
…などのツールを使うことでこのようなことが実現できています。もちろんツールだけ整えればよいわけではありません。
目の前にいないからこそ、伝わりにくい“思いやり”を大切にしたいですね。
以上、4つのオンライン化についてご紹介しました。
実際、弊社で実行している4つです。
長くなるため、それぞれについての突っ込んだ部分までは記載しませんでした。
あとは、頭のトレーニングです。
「もし◯◯をオンライン化するとしたら?」ということを紙とペンを持って書き出してみてください。(オンラインでも良いですが、ここはあえてのオフラインをお勧めします。)