海外記事をときどき読むことにしているのですが、さっき翻訳をして読んでいるときに
部屋にゾウがいます
…という表現が出てきました。
「え?どういうこと?」
原文を見ると、
If you want to get discovered as a writer, there’s an elephant in the room we have to first address.
たしかに、「elephant in the room」なので部屋にゾウがいます。
ただ、文脈的にはライター・作家の話なので、意味がわかりません。
【Google翻訳】で全文翻訳をしていたのですが、その訳が下記です。
あなたが作家として発見されたいのであれば、私たちが最初に取り組まなければならない部屋に象がいます。
不思議に思い、これを【DeepL】翻訳にしてみました。
もしあなたが作家として注目されたいのであれば、まず最初に取り組まなければならないことがあります。
普通の文章になりました…
調べてみると、「elephant in the room」というのは、アメリカの慣用句的なものとしてあるみたいですね。
意味としては、みんなが重大だと認識しているけれどあえて避けている事…ということでした。
会議の部屋の中にゾウがいるけれど、みんな触れていないってこと。
こんな大きい生き物がいるのだから、みんな見えてますよね?
あえて触れようとしない話題のときなどに使われるようです。
ビジネスの場で言えば、たとえば、本当は社長が1番の問題なのに会議の場で誰も触れられない、社長自身も触れたくないと思っていることなどです。
日本語でいうと一体どういう慣用句になるだろうと調べてみたのですが、同じような表現は見つけられませんでした。おそらくあると思うのですが、似たものぐらいしかないです。
見て見ぬふりとか黙認とかになるのかもしれないですが、ちょっと違う感じもして。あったら、ぜひ教えてください。
やはり今のところ、Google翻訳よりもDeepLのほうが優秀ですね。