テロの実話を描いた映画『15時17分、パリ行き』は何と本人が本人役だった

『15時17分、パリ行き』 映画

『15時17分、パリ行き』という映画をまったく予備知識無しに観ました。

映画のポスター画像がカッコいい感じでしたので、面白そうだと判断して観てみました。

観る前は「戦争の映画かな?」と思っていたのですが、実際に起きた出来事をもとにした映画だったのですね。予備知識はちょっとは必要ですね…

しかも、クリント・イーストウッドの監督作品と。

映画紹介文はこんな感じです。

2015年夏。554人を乗せてパリに向かっていた高速鉄道が、無差別殺人の舞台となった。そして当時、列車に乗りあわせていたヨーロッパ旅行中のアメリカ人の3人組。ごく普通の青年に過ぎなかった彼らは、危険を承知で武装した犯人に立ち向かう。

冒頭からテロのシーンから始まります。

これからなにか起こるんだろうなぁという期待感を持ってみることができましたが、その後はテロリストに対して立ち向かった3人の生い立ちの話に移ります。

その後は大きな波が無いので、それが評価につながっているのかもしれません。

ただ、個人的にはそれもよかったです。実際に起きた事件をもとにして勇敢に立ち向かう3人の背景を知ることができたので、テロがよりリアリティをもって鑑賞することができました。

そのときの判断で咄嗟に行動できるというのは、本当に尊敬します。

相手は武装していて命がかかっているので、通常であればそんなことができるはずもありません。もちろん私も。

しかも!

本人が本人役で演じているんです。

それも最後まで知りませんでした。ラストシーンでこれってもしかして?と思ったんですが、そうだったんですね。

旅のシーンの会話が「本当に普通の感じだな」とちょっと違和感があったのが腑に落ちました。

 

タイトルとURLをコピーしました