先日、家族で福岡の南の方へ出かけたときのこと。
駅近くの商店街を歩いました。お昼時になったので、「どこかで食べようか?」という話になりました。“お食事処”を探していたのです。正直、私はどこでも良かったのですが、妻はどこで食べるかに多少こだわりがあります。やはり女性。
見つけたのが、「生パスタ専門店」。“生パスタ”でしかも“専門化されている”のです。女性が響かないはずがありません・・・。
入ってみると、当然かもしれませんが、お客さんの【9割】は女性。
おっと、メニューを見ても、工夫された言葉が使われています。さすがです。
たとえば、「春キャベツの○○●●パスタ」。
実際、現物を見たら「ただのキャベツ入りパスタ」です(私の偏見かもしれませんが)。もちろん、おいしかったのでウソ偽りはありません。
情報により意思決定が左右される
この場合、文字情報に左右されています。
ここの店主が工夫していなければ、ただ“お食事処”と出して、「野菜パスタ」というメニューを作っていたかもしれません(極端かもしれませんが)。
文字情報から、五感が刺激されてしまうのです。
文字だけがすべてではないですが、なにかしらの情報を受け取ると、それに反応するように人間はできています。だからこそ、「どんな言葉を使うか?」が重要になるのです。
※ちなみに、文字情報とお店の雰囲気が合っていないと、これも五感で「なんかおかしい」と思って入店するのを止めます。チラシやパンフレットの雰囲気と会社の雰囲気も合わせる必要があります。