※画像はAmazonDVDより
どういう映画なのかをあまり確認せずに観てみました。
スーパーノヴァとは超新星という意味で、恒星の最期の大爆発のことです。
このタイトルと深く関係した映画となっていますが、話はじわじわと進んでいきます。
前情報はあまり無いほうが楽しめるかもしれません。
(なので、この記事を読むのはあまりよくないかも?)
同性愛のカップルの認知症と向き合う姿がテーマとなっています。
同性愛だけでも他の映画と違いますが、さらにある程度年齢の重ねた同性愛で、さらにさらに、認知症を抱えているという様々な要因が折り重なっています。
認知症と向き合う人と支える人
小説家と音楽家という2人の心情と映像がきれいに描かれているのですが、でも最初から何かモヤモヤした部分がずっと残りながら進んでいきます。
展開としては淡々と進んでいくので、時間の割には長く感じました。
そして、いろいろと考えさせられました。
自分がどちらかの立場だったら…と考えると、すごくもやっとした気持ちが出てきます。
でも、いつかは向き合わなければいけないことでもあります。
美しい最期を求める人は小説家だからこそなのかもしれません。
ひとりで観たほうがよい映画です。
主人公のひとりコリン・ファースは『英国王のスピーチ』でも有名な方
二人の演技が素晴らしく、本当の世界を見せられているようでもありました。
最期の決断についても美しく終わらせています。