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少女たちの危うい共同生活を描く小説『黄色い家』川上未映子

川上未映子さんの小説『黄色い家』をふと気になって読んでみました。 川上未映子さんの本は初めて読みましたが、内容が引き込まれるような展開で一気に駆け抜けるようにして読み終えた印象です。 以下、本の紹介文です。 2020年春、惣菜店に勤める花は...
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収奪的制度・包括的制度とは?『国家はなぜ衰退するのか』

こんにちは、コピーライティング専門会社・ワードメーカー株式会社の狩生です。 『国家はなぜ衰退するのか(上)』を読みました。下はまだ読んでません… なかなか骨太な本です。紹介文はこちら。 世界にはなぜ豊かな国と貧しい国が存在するのか?その問い...
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なぜ支配する側とされる側が生まれた?『銃・病原菌・鉄』ジャレド・ダイアモンド

こんにちは、コピーライティング専門会社・ワードメーカー株式会社の狩生です。 ジャレド・ダイアモンド氏の『銃・病原菌・鉄』(上・下)を先日読みました。 ボリュームが多いこの本はどちらかというととっつきにくい内容です。私自身、「知っていはいたけ...
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重松清『送り火』はモヤモヤも切なさもある短編集

こんにちは、狩生です。 先日、オーディオブックで『送り火』を聴きました。重松清さんの小説です。 私の中で重松清さんといえば『とんび』で、これには本当に泣きました。 それからときどき読むようになったのですが、今回は他の作品とはだいぶ毛色が違う...
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コピーライティングの教科書にもなる!『荒木飛呂彦の漫画術』に衝撃を受けた…

こんにちは、コピーライティング専門会社・ワードメーカー株式会社の狩生です。 まず、最初に謝らなければいけないことがあります。 実はわたしは、荒木飛呂彦先生の漫画を読んだことがありません。 『ジョジョの奇妙な冒険』のことはもちろん知っています...
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1939年に世界一周飛行をしたニッポン号をもとにした『翼をください』が胸熱小説だった

先日、『翼をください(上・下)』(原田マハ)という小説を読みました。 知人からの紹介で知ったこの本。 おそらく史実にもとづいているのだろうと思いながら、あえて前情報をなにも調べずに読みました。 主な登場人物は、カメラマンのヤマジュンとパイロ...
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脳卒中発症後の軌跡を描く出口治明氏『復活への底力 運命を受け入れ、前向きに生きる』から学んだこと

昨日、いつもと違う本を読んでみました。 ビジネス書や小説が好きなので、そればかりになってしまってはいけないと思い、ちょっと趣の異なる書籍を手に取ってみました。 それが『復活への底力 運命を受け入れ、前向きに生きる』です。 出口治明さんは、ラ...
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『江戸を造った男(伊東潤)』難題を次々と乗り越えていく諦めない男・河村瑞賢の物語

先日、伊東潤さんの『江戸を造った男』を読みました。 絶賛伊東潤さんにどハマり中でして、いま色々な本を読み漁っております。 その中でも、この小説はグッと来て心に残っています。もちろん、他の本も心に残っていますが、この小説は経営にも通じるからか...
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歴史小説かミステリーか『黒牢城』レビュー|荒木村重と黒田官兵衛の頭脳戦

歴史小説?ミステリー小説? 黒田官兵衛と荒木村重の駆け引きが小説で繰り広げられる『黒牢城』(著・米澤穂信)。 どちらかというと私は小説の話題作は避けるのですが、今回は何となく手に取ってみましたところ、とても面白かったので、記事として書いてみ...
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生物に学ぶ多様性『はずれ者が進化をつくる~-生き物をめぐる個性の秘密~(稲垣栄洋)』

こんにちは、コピーライティング専門会社・ワードメーカー株式会社の狩生です。 今回は、おすすめ書籍の紹介です。 その書籍が、『はずれ者が進化をつくる --生き物をめぐる個性の秘密 (ちくまプリマー新書)』です。 著者の稲垣栄洋先生のことが、私...