【実例】ドローマイライフ(Draw my life)動画の作り方を5つのステップで紹介します

ドローマイライフ ストーリー

「この動画、本当に感動しました」

ありがたいことに、このようなことを私のドローマイライフを観て、言ってくださる方がいらっしゃいました。

ドローマイライフとはなにか?

まずは動画を見ていただくのがわかりやすいので、私のドローマイライフをご覧ください。

いかがでしょうか?

実はこれを出すこと自体、とても不思議な気持ちなのです。

なぜなら、「自分の生い立ちなんてそんなに大したことは無いから興味が無いでしょう…」と思っていたからです。

もちろん、ほとんどの人は興味が無いのですが、私の商品サービスに興味を持ってくれる方は、依頼する前にこの動画を見てくれます。

そうすると、なぜか信頼していただくことが多いのです。

ドローマイライフとは?

ドローマイライフとは、自分の人生を絵を描きながら語っていくものです。

いまだと、“ホワイトボードアニメーション”が一般的になってきたので、観たことがあるかたもいらっしゃると思います。

もともとはアメリカで始まったもののようです。

ドローマイライフ=自分の人生を描く…というのが言葉としてステキですよね。

結局は自己紹介になるのですが、自分のことをストーリー形式で、かつイラストで紹介していくことで、すんなりイメージが入ってくるのです。

私自身、他の方を何人か観てみたのですが、たしかにイメージがしやすく、印象にも残りやすいです。

ドローマイライフを作る5つの手順

「これってどうやって作っているんですか?」

…と何人かの方に聞かれましたので、これを機会にまとめてみようと思いました。

実は思ったよりも手順があります。

しかも、手探りでやろうとすると、かなり時間がかかってしまうので、作るときのポイントや手順をここで示していきたいと思います。

【ステップ1】自分の人生の棚卸しをする

ここが最も時間がかかり大変頭を使うところです。

自分の人生をいったん棚卸しをする必要があるからです。

小さい頃からの自分を見直すのですが、ここでマインドブロックが出たりします。

なぜなら、自分のことを見つめ直すのっていうのは本当に大変だからです。

私自身、時間がかかりました。

先程の動画のように短くまとめるためにも、まずはひととおり棚卸しをしてから整理することが大切です。

どういうことを棚卸しするのか?

  • 赤ちゃんのときどんな子どもだったか?(親から聞かされた話)
  • 幼稚園ぐらいのときはどんな子どもだったか?
  • 小学校ぐらいのときにハマっていたものは?
  • 中学校の思春期のときはどうだったか?
  • 高校生のころの思い出は?
  • 大学生・社会人になってからは?
  • 仕事をするようになって変わったことは?

…などなど、いわゆる幼少期からの棚卸しをしていきます。

上記は例として書いているだけで、「楽しかったこと」「興奮したこと」「大変だったこと」「辛かったこと」「涙したこと」など、そんなことも思い出しながら書いていくことが欠かせません。

これを順番に思い出していくことで、おぼろげながら小さな頃の記憶や大切にしていることが見えてくることもあるかもしれません。

1日では思い出せないこともあるので、時間をとって少しずつ書き出していくことをオススメします。

一気に思い出すというのもありますが、徐々に紐解かれていくということのほうが私は多い気がしています。

なぜなら、忘れ去られていることも多いからです。

家族に聞くのもありです。特に、自分の小さい頃を知っている人に聞くとなお良いです。

「そんなことあったかな?」ということを思い出すこともあるかもしれません。

たとえば、私の動画の中で

生まれてすぐに、 おばあちゃんが指があるかを確認したそうだ

というフレーズがありますが、これは母親から何度も聞いていたエピソードだったので、自分の中でとても印象的でこの動画の中に入れました。

メモ帳やWord、Excel、手書きでも何でもよいので、思いついたことをどんどん書いていきましょう。

「これってどうかな?」と思うことでもとりあえず書いておくのです。

判断するのは後で構いません。

【ステップ2】短い物語のようにまとめる

もっとも難関なステップをクリアすれば、あとは心理的に大変なことはありません。

ここからは比較的カンタンです。

2つ目のステップでは、棚卸しをした文章をまとめていきましょう。

“喜怒哀楽”を軸にまとめていくのがよいです。

全部入れると大変なボリュームになってしまい、後々制作段階で大変になりますので、重要なところだけ残していくイメージです。

どこが重要なのか?と思いますが、迷ったら切るぐらいの勢いで良さそうです。

たとえば、私のドローマイライフの場合は、文字数にすると3,000文字ぐらいのボリュームです。

これでもバッサリ削りましたが、結構多いですよね。

基準というのは正直わかりませんが、私の動画を目安にしていただいてもいいと思います。

3000文字ぐらいのボリュームがあると8分ぐらいの時間になるというイメージだけを持っておけば、編集しやすいと思います。

ポイントとしては、「自分のショート物語をつくるならどんな感じかな?」というのを想像しながら、短くまとめていくと良いです。

【ステップ3】自分の声で録音する

文章ができあがれば、次は音声の録音です。

ナレーターに読んでもらう選択肢もありですが、自分の声で録音をしたほうがよいということを教えてもらいまして、私は自分の声で収録しています。

音質が良くないと聞き苦しくなりますので、収録環境を整えた上で何度もトライされてみてください。

私の場合は、たぶん10回は収録したと思います。

スラスラ読める人はよいですが、私のように滑舌がよくない場合は、何度も練習しましょう。

練習すれば読めるようになります。

カット編集ができる人であれば、自分であとで編集するのもよいでしょう。

【ステップ4】ホワイトボードに描く(描いてくれる人を探す)

ドローマイライフのキーとなるのが、ホワイトボードで描くことです。

ドローマイライフの由来になっているので、もちろんここも大切です。

私は最初ホワイトボードを買って自分で描こうとしました。

ただし、結果からいうと断念しました。

まず、絵の才能がなさすぎたのです。

iPhoneを直角に撮影できるように設置して、それでホワイトボードで描いていったのですが、そもそも描く経験がほとんどない人がいきなり描こうとおもっても、描けるものではありません。

下書きもしつつ、トライはしてみたのですが、「これではクオリティがめちゃくちゃ低くなる」と判断して、きっぱりと諦めました。

そして、誰かに依頼するためにイラストレーターさんを探したのです。

そうしたら、案外すぐに見つかりました。

良い人が見つかりましたので、その人にお願いをしたら、絵コンテも最初に描いていただきまして「さすがプロ!」と思い、そのまま描いてもらいました。

お金はかかりますが、絵心が無い場合は外注してしまったほうが早いです。

【ステップ5】背景音楽を入れる

いよいよ最後のステップです。

バックミュージックを入れましょう。

ここで手を抜くと、台無しになってしまうので注意してください。

バックミュージックも実は大事な要素です。

だからこそ、ひとつのステップとして紹介しているのです。

私は音楽的才能はあまり無いのですが、ただ「どんな音楽なら合うか?」というセンスはちょっとだけあったようで、自分でバックミュージックを入れました。

この音楽なら合うだろうというのをいろいろと探して、良きタイミングのところで入れています。

これも私のドローマイライフを聞いていただくと、おわかりいただけると思います。

バックミュージックだけに注目して聞いてみてください。

実は複数曲入っているんですよね。

このあたりのところについては、専門ではないのでなんとも伝えづらいのですが、話の展開で音楽も切り替わったほうが、観ているほうも飽きがこないです。

とはいえ、どうやったらいいか?を言語化する能力が私にはないので、このあたりはお知り合いの方でそういうのが得意な方がいらっしゃれば、お願いするのもありだと思います。

まとめ

5つのステップについてご紹介しました。

本当はもっと細かい部分はあるのですが、作成してから時間が経っているということもあり(2年以上前?)、私自身忘れていることもあります。

ただ、主要な骨格はここでお見せしましたので、これだけでも十分作ることはできます。

ぜひ作ってみて、どんな動画ができたかを教えてください。

 

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