認知行動療法的な不安との距離の置き方が学びになる『インサイド・ヘッド2』

インサイド・ヘッド2 映画

『インサイド・ヘッド2』を家族で今日観に行きました。

頭の中の感情がテーマになっていて、感情をうまく&面白く映像化しているので、すごく楽しめました。

『インサイド・ヘッド』も過去観ていたのですが、『インサイド・ヘッド2』のほうがオススメです。前作を観ていない方でも楽しめる内容になっています。

特に学びになるのが「シンパイ(心配・不安)」

今回の主人公は“思春期”を迎えることで、さらに追加の感情が出てきます。

  • シンパイ 最悪の未来を心配する感情
  • ハズカシ 恥ずかしい感情
  • イイナー 誰かを羨ましがる感情
  • ダリィ 無気力で退屈な感情

一番目立つのが「シンパイ」です。

心配・不安の感情です。

このキャラクターの行動や変化に注目しておくと、よりわかりやすくなります。

思春期にあるあるの不安やネガティブな人にありがちな心配性も、観ていると「そうそう」となること間違いなしです。

認知行動療法のようなアプローチが見られる

さらに、最後のほうでは認知行動療法的なアプローチを見ることができます。

「シンパイ」を消しさることはできないので、その不安・心配は認めてあげる必要があります。

最後のほうに椅子に座らせるシーンがあるのですが、あそこが認知行動療法を学んだことがある人なら「あ、これ!」とすぐに気づくと思います。

シンパイの最後のほうの扱い方にとても感銘を受けました。アニメーションとして映像化しているので、印象に残りやすいですし、不安との付き合い方ってこういう風にするといいんだなというのがわかります。

感情をおさえつけることも無くすこともできない

すべて感情は必要で、すべての感情が自分を形作っているというのが、わかります。

感情はそもそもコントロールできないものです。

オススメの映画です!

 

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