ラストはとてもよかったです。
こんにちは、狩生です。
先日、新海誠監督作品『秒速5センチメートル』をアマゾンプライムビデオで観ました。
短い映画で3つの章からできています。とても詩的な映画です。
紹介文がこちら。
互いに特別な想いを抱きながらも、小学校の卒業と共に離ればなれになった遠野貴樹と篠原明里。2人は中学生になっても連絡を取り合い続けていた。そんなある日、貴樹は、遠くで暮らす明里に1人で会いに行くことを決める。
短編が3つあって、それらがつながっているイメージです。
3つありますが、主人公は1人です。同じ話が続いています。小学~中学、高校、社会人という3つのパートだったと思います。
観ていて、もどかしいというかちょっとした変なモヤモヤがずーーーっとあります。
「なんでそんな行動を?」という場面も多々あるのですが、一貫した部分はあるので、それが逆に共感できない人からすると「気持ち悪い」ってなるんだと思います。
実際、関連検索でも”気持ち悪い”って出てきます。
たしかにそういう面あります。
そして、これはあまり他の人と一緒に観るのはオススメできないです。
ひとりで観て楽しむ部類の映画です。
ちょっとだけネタバレします。
なので、観ていない人はここで中断してください。
最後の章になる3つ目のラストです。
この描き方は「いいな」って感じました。
どうなるのかという想いでやはり観ていたのですが、期待を裏切らず安心しました。
あれでハッピーエンドだと、それこそ気持ち悪い終わり方です。
よかったです。
この映画は、きっと小説で読んだほうが楽しめそうです。
詩的な表現がずっと続くので、観ていてると流れてしまって、見返せないので、さまざまな工夫を見逃してしまっていると思います。