こんにちは、コピーライティング専門会社・ワードメーカー株式会社の狩生です。
昨年ぐらいからAI関連の本も少しずつ読み始めるようになりまして、30冊以上は読んできました。
その中で、「絶対に読んでほしいなぁ」と思う本に巡り合うことができたので、今日はその紹介です。
過去の自分にオススメしたいと思うトップ3だけを選んでみました。
さっそく1位から紹介します。
1位 『2045 不都合な未来予測48』
フューチャリスト友村晋さんの本です。
この本は、1番オススメしたいです。
未来予測系の本はいろいろとありますが、
「それって自分にどう関係ある?」
というのがわからないものが正直多いです。
その点、この本は、
【事実をもとにして近い未来から予測を展開している】
ので、非常に現実的なのです。
AIに対してなんとなく不安を持っている人やAIでどう世の中が変わるの?と感じている人にオススメです。
たとえば、以下のような項目があります。
- 各国の生成AI活用ガイドラインがすぐに骨抜きになる
- 「おはようございます」という声で、うつ病が判明する
- あらゆる商品が時価になる
- ブルーカラーの仕事を徐々にロボットが代替し始める
- 弁護士・税理士などの「士業」の淘汰が始まる
- 3Dプリンターの建造物が爆発的に増える
- EVがスタンダードになり、日本の自動車メーカーが減る
- がんや糖尿病、薄毛などあらゆる身体の悩みが解決できる
これは一部なので、他にもいろいろあります。
未来への羅針盤としても参考になります。
また、友村さんのYouTubeもオススメです。
2位 『NEXUS 情報の人類史』上下
『サピエンス全史』の著者ユヴァル・ノア・ハラリ氏の最新刊です。
AIの危険性・リスクについて学ぶとしたらこの本がオススメです。
私自身は、AIによる明るい未来のほうに焦点を合わせていますが、危ない未来もあるということを知っておくべきだと思い、読んでみました。
私たちが暮らす社会は、「情報」によって成り立っている部分が多いです。
国家や会社・法律・お金など、情報のネットワークによって成り立っているといっても過言ではありません。
この本の核心は、「主体性」だと私は感じました。
いままでのあらゆるテクノロジーは、あくまでも人間が主体として機能していました。
活版印刷やインターネットもそうですし、スマホやドローンもそうです。
AIがいままでのテクノロジーと決定的に異なるのは、【主体性を持つ】可能性があるということです。
可能性があるというよりも、実際に持っており、それによって引き起こされた事象などが本書で紹介されています。
このあたりはネタバレになるので、詳しくは本書をお読みください。
3位 『生成AIと脳~この二つのコラボで人生が変わる~』
池谷裕二さんの本です。
「脳のことならこの人!」ということで池谷さんは有名ですよね。
今回の本も面白かったです。
先程のNEXUSと異なり…AIに脅威を持つのではなくAIと共に成長していくための具体的な道筋を示してくれる一冊です
さまざまな作業をAIに「外注」することで人間が本来の活動に時間を割くことでより成長できるというメッセージが含まれています。
どちらかというとAIのポジティブな面に焦点が合っている本です。
両面から見ることが大切ですね。
・・・以上、3選をご紹介します。
ChatGPTの関連の書籍もたくさん読んだのですが、そういったものよりも、今日ご紹介したもののほうが中長期的には人生に役立つかとおもいます。
興味のあるものはぜひ読んでみてください!
追伸
咀嚼が間に合わないぐらい本を読んでいるので、私の読み方はたぶん良くない読み方だとおもってます。
ただ、今回のように一気につながって構造化されるときがあります。
特定のジャンルを読むわけではなく、小説も織り交ぜながら、興味本位だけで読んでいるので乱読が性に合っているかもしれません。