こんにちは、狩生です。
コピーライティングを学んでいくと、いろんなテクニックを使いたくなるものですが、コピーライティングにおいて“わかりやすさ”は非常に重要なPOINTです。
たとえば、有名なコピーで言えば、
痔にはボラギノール
悩みと商品名をつなげただけです。ただそれだけなのですが、とてもわかりやすいコピーになっています。
この【悩み→商品名】になっているコピーは探すとたくさんあります。
ゴホン!といえば龍角散
・・・も有名ですね。シチュエーションで悩みを表現しているコピーになります。
「こういう状態になったら、この商品で解決しませんか?」と言っているわけですが、それを短く表現しています。特に、CMなどでは短く表現することが欠かせません。
商品名自体が悩みや解決策を含んでいる場合もあります。
小林製薬の商品は特に多いです。たとえば、
熱さまシート
トイレその後に
ブレスケア
・・・など。「こういうシチュエーションで使ってください」ということが商品名に含まれているので、非常にわかりやすいです。
考えすぎると変なネーミングをつけてしまったり、説明されないとわからなかったり・・・。そういった商品名やサービス名は世の中にたくさんありますね。
そうならないためにも、“わかりやすさ”を視点に商品サービス名やキャッチフレーズをまずは考えてみてください。
“ひねる”のは、最初に王道を考えてからです。そのままで伝わりやすいキャッチフレーズやネーミングを考えたあとに、ひねれる部分はひねってみるのです。