「マーケティング」のことをよく勉強すると、必ずと言っていいほど「コピーライティング」のことが出てきます。
いわゆる“文章術”のことです。
どんなに良いものであったとしても、何かしら表現しなければ、対象としている方(お客さまとなりえる方)に伝えることはできません。伝えなければ“良さ(メリット)”はわかりません。
だからこそ、対象の方に伝えるための手段が必要なのです。その1つが「コピーライティング」です。(その他の方法として、話して伝えることもできます。というより、話して伝える方が一般的かもしれませんね)
コピーライティングの定義
そもそもコピーライティングとは、どんな意味だと思いますか?
一般的には、
「販売促進のための文章を書くこと」
「広告のための文章術」
・・・といった定義が当てられています。この定義に関しては、特に異論はないでしょう。
その意味に間違いはないですが、「十分ではない」と私は感じています。
「正確な定義はないかなぁ」といろいろと探していたのですが、なかなか出てきません。
そこで私は海外のホームページも探してみることにしました。コピーライティングの記事が大量にあるアメリカであれば、何かヒントがあるかも?と思ったのです。
私は海外ホームページの中からコピーライティング関連のモノを探しました・・・ただ、英語が残念ながら正確には読めません。
中学生程度の英語能力で「もしかしてコレが該当するこれかも」というものを、可能な限りピックアップして翻訳家の方に訳していただきました。
そして、私の現在の考えに近いものが見つかりました。
それがコレです。
読んでいる人が目的にかなった
具体的な行動を取るよう、
慎重に言葉を選び、手を加え、
組み立て、まとめ上げていく(CopyWriting.comより)
本当はもっと長いのですが、一部分だけ取り出しています。最初のほうに紹介した一般的な定義に「抜けているもの」がこの中には入っているのがおわかりいただけるでしょうか?
「売ろう売ろう」となってしまうと、絶対に見ている人は気づきます。特に、情報がこれだけ溢れている世の中です。
※情報量に関して興味のある方は、『情報流通センサス報告書(総務省情報通信政策局情報通信経済室)』というものを検索してデータを確認してみてください。
ただ「コピーライティング」「文章術」「キャッチコピー」という風にテクニック的に捉えてしまうと、ずっとモヤモヤした気持ちを抱えたまま文章を作ることになります。
もしモヤモヤした気持ちがあるとしたら、もう一度上記の定義を読み直してみてください。