ChatGPTにハマっているコピーライターの狩生です。
弊社はコピーライティング専門の会社なのですが、ChatGPTが出た頃から「キャッチコピーを作成できないかな」というのをずっと思ってきました。
キャッチコピーを作成することができるようになれば、誰でもChatGPTを使ってやり取りしながら良いキャッチコピーができあがる可能性があるからです。
そうなれば、コピーライターもそこまで必要無くなるかもしれないですよね。それはそれで面白い世界だと思ってます。
ChatGPTの使い方がわかる人・指示が的確にできる人は、ChatGPTさえあればコピーライティングに困らなくなるという世界が待っているかもしれません。
その第一歩として、キャッチコピー作成について試行錯誤してみました。
まだ序の口の使い方ですが、たとえば、以下のような感じでキャッチコピーを作成することができます。
まずChatGPTに役割を与える
ChatGPTが何者であるかという役割を与えるといいということを聞きまして、それで一文目では、「あなたはプロのコピーライターです」という言葉を入れています。
そして、キャッチコピーをつくって…ではなく、キャッチコピーを作るための手伝いをお願いしました。
そうすることにより、やり取りしながらブラッシュアップがしていけると思ったからです。
ChatGPT自体が答えを持っているわけではなく、こちらの情報を与えながらうまく整理してもらい、キャッチコピーを作ってもらうというのが、正しいやり方のような気がしています。(この記事を書いている現状では)
ChatGPTが知りたい情報を伝える
次に、ChatGPTから知りたい情報を伝えることが大事になってきます。
情報がなければ抽象的で伝わらないものしかできないと思うので、知りたい情報をまず概要だけ伝えます。
ここではもっと詳しく伝えたほうがよいのですが、実験的に短めで本当にシンプルなことだけしか伝えませんでした。(ここでは弊社で提供しているオートマーケというマーケティングツールについてのキャッチコピーで試しています)
ChatGPTが作成したキャッチコピー
5個つくってくれました。このままでは使うことは難しいですが、でも、このやり取りだけでこんなキャッチコピーを作れるChatGPTは凄いです。
もっと作って!と伝えれば、もっと作ってくれますが、おそらくこれに似た感じにはなるのだと思います。
そこでこんなお願いをしてみました。
ChatGPTにブラッシュアップをお願いする
特定のキャッチコピーのブラッシュアップ・改善をお願いしました。
ただ、そこまで大きくは変わりませんでした。
ここで、「情報が足りないのだな」と感じました。
ChatGPTにさらなる情報を伝えます。
ChatGPTに追加情報を伝える
ホームページに書いていた文章をコピペで貼り付けただけです。
これを伝えたところ・・・
やはり情報を伝えると変わりますね。
まだブラッシュアップする必要はありますが、違う角度からのお願いをしてみました。
ChatGPTに疑問形キャッチコピーをお願いする
疑問形でお願いしたのですが、もしかするとこれはお願いの仕方がちょっと良くなかったのかもしれません。
1.の「実現できる?」というのはちょっと作成したいものとはズレた感じになってしまいました。
ただ、これも追加で指示をすればさらに変えてくれます。
まとめ
実験的にやってみたので、このあたりでいったん止めました。
どうでしたでしょうか?
このやり取りを繰り返していけば、どんどん良いキャッチコピーが出てくるようになります。
作ってくれたものをそのまま使うというよりも、「作ってくれたものに対して、人間がそこから考える」というステップが今のところ良さそうです。
そのままではちょっと違和感が出るものがあるかもしれないので。
でも、ChatGPTとキャッチボールしていく中で、「あ、こんな視点あるんだな」と気付かされることもあります。
それは人間で考えているだけでは出てこない視点なのかもしれません。
ここでお伝えしたことは「入り口の入り口」なので、やり取りしながら、いろんな情報を与えながら、ChatGPTと仲良くしながら、最高のキャッチコピーを創り上げてみてください。