AIを使ってブログ記事を書くこと自体が、Googleのルール違反になるわけではありません。大切なのは、記事が読者の疑問に答え、正確な情報と、その会社ならではの経験や判断を伝えているかどうかです。
こんにちは、ワードメーカー株式会社の狩生です。私もAIを構成の整理や原稿づくりの補助に使っています。ただ、読みやすく整った文章ができることと、公開する価値があることは、分けて考えています。
AIで書いたという理由だけで、検索に不利になるのか
Googleは、生成AIを調査や独自の内容の構成づくりに役立てられる一方、読者への価値を加えず多くのページを生成すると、スパムポリシーに違反する場合があると説明しています。「AIが何割書いたか」や「何割書き換えたか」だけで判断できるものではありません。
出典:Google検索セントラル:生成AIコンテンツの使用に関するガイダンス(2026年11月1日確認)
私が注意したいと思っている使い方
私が気になるのは、自社の経験や確認を入れないまま、AIの原稿をそのまま公開する使い方です。もっともらしい説明でも、事実が違っていたり、誰に向けた記事なのかが曖昧だったりすることがあります。
たとえば、一般的な集客方法を並べただけでは、その会社の読者が判断する材料は増えません。「実際にはどんな相談があったのか」「なぜその方法を選んだのか」「うまくいかなかった条件は何か」まで伝えられると、記事の意味が変わります。
公開する前に確認したい5つのこと
- 誰の疑問に答える記事か。読んだ後に、何を判断できるかをはっきりさせます。
- 事実を確認したか。商品名、機能、料金、数字、引用は一次情報へ戻って確認します。
- 自社の経験や判断があるか。実例は実例、説明用の仮定は仮定と区別します。
- 根拠と条件がわかるか。成果の期間や比較対象、向かないケースも必要に応じて示します。
- 最後は人が読んだか。誤字だけでなく、説明の飛躍や古い情報、過剰な断定を確認します。
AIには、材料の整理と表現の改善を手伝ってもらう
私なら、お客様から実際に聞いた質問、制作時に考えたこと、確かめた情報を先に用意します。その材料をAIに渡して、構成やタイトルの候補、伝わりにくい箇所の指摘を出してもらいます。
文章を整える作業はAIに手伝ってもらえても、実務経験や実績まで作ってよいわけではありません。自分の名前や会社名で公開する以上、内容を確認する責任は発信する側にあります。
記事を増やす前に、読者にとっての価値を確認する
記事数を増やすことを目的にせず、読者が困っていることに答えられているかを基準にします。量産の考え方については、AIでブログを大量投稿するときのSEOと品質の注意点で詳しく解説しています。AI検索に向けた情報の整え方は、AI検索に引用されるサイトづくりも参考にしてください。
自社の経験を、伝わる記事にしたい方へ
ワードメーカーでは、強みやお客様の疑問を整理し、ホームページや販促の文章へ落とし込む支援をしています。支援内容を見る/記事・コピーライティングについて相談する
2026年11月1日改訂:2023年公開時の「AI生成を見抜かれるため上位表示されない」という趣旨の説明を、Google公式の現在の方針に合わせて見直しました。


